2025年2月28日(金)、令和6年度国際交流基金文化人短期招へいプログラムにて来日されたアリサ・ワヒド(Alissa Wahid)氏が京都大学大学院教育学研究科を訪問され、グローバル教育展開オフィスの南部オフィス長、パク講師、張助教との間で会談が行われました。アリサ・ワヒド氏は、インドネシアで、グスドゥリアン・ネットワーク ナショナルディレクター、ナフダトゥル・ウラマー(NU)中央執行委員会 福祉プログラム委員長を務めておられ、また政府省庁専門家チームのメンバーとして、宗教的寛容プログラム(宗教省)をはじめ、国家の重要政策に助言を行っておられます。

 会談では、本オフィスの構想や活動の方向性、目標について紹介するとともに、日本の教育の強みや優位性、価値観の育成にかかわる教育のあり方などが話題になりました。特に、日本で社会の多民族化、多文化化が進むにつれて、価値に関する教育はどうあるべきか、価値の教育に対してSNSはどのような影響を与えるのかといった点について、インドネシアの状況などにも言及しながら、意見交換が行われました。