国際協力を通した「教育モデル」の借用・貸与
－日本による「知識外交」の促進を事例として
講演者：北村 友人氏
東京大学大学院教育学研究科
ご参加には事前登録が必要です。事前登録については、下記の「申込」に記載のURLからご登録をお願いいたします。
※講演会のZoom URLは、事前にご登録頂いたメールアドレス宛に、事前登録を締め切ってからお送りいたします。
| 日時 | 2021年3⽉15⽇（月）15時00分〜17時00分 |
| 会場 | Zoom オンラインミーティング |
| 参加費 | 無料 |
| 使用言語 | 日本語 |
| 申込 | 下記URLにアクセスしてお申し込みください。 https://forms.gle/UJfY11ugjy1mxFaw9 ※ご登録のメールアドレス宛に、後日ZoomのミーティングURLをお送りします。 |
| 申込締切 | 2020年3月12日（金）17時 |
| プレゼンター | 北村 友人准教授（東京大学) |
| お問い合わせ | グローバル教育展開オフィス e-mail: globaledu(at)mail2.adm.kyoto-u.ac.jp (at)は@に置き換えて下さい。 |
要旨
比較教育学の歴史は、自らの国や社会の教育を改善するために、他の国や社会の教育に関する思想・制度・実践などを分析することから始まっている。グローバル化の進展が目覚ましい今日、「教育モデル」の借用や貸与が国や社会の間でどのように起こっているかを明らかにすることは、比較教育学において重要な研究課題である。グローバル化には、統合や標準化を推し進めると同時に、分断や多様化をもたらすという、相反する性質がある。そのため、教育の借用・貸与を通して、そのような複雑な現象がいかにして起こっているかを理解することが不可欠である。そこで、本講演では、EDU-Portニッポンなどを例として挙げながら、教育の借用・貸与がどのように先進国と途上国の間で起こっているのかを論じる。その際、「知識外交」という概念を適用しながら、近年の国際教育協力のあり方について考えてみたい。