2020年7月31日(金)に、ワシントン大学ミラ・シマブクロ氏をお迎えし、「内に秘めた私:日系人「収容所」で書かれた日記に見る修辞語としての「我慢」と題した講演会がオンラインで行われました。

シマブクロ氏には、第二次世界大戦中の強制収容所に収監されていた日系アメリカ人にとって日記を書くことが、内に閉じ込められた自分に平静をもたらし、我慢によって苦境を共にしている他者とのきずなに繋がったかをご講演いただきました。日本文化特有とされる我慢の意味を文化や歴史的文脈の中で再考するディスカッションが活発に行われました。

講演は研究者や学生を含めた一般公開で、65名が参加しました。


今年度のレクチャーシリーズはすべてオンラインで行われます。
年間スケジュールはこちら(https://global.educ.kyoto-u.ac.jp/news-events/events/7435)からご覧いただけます。

文責(高松)