2020年10月31日、根川 幸男プロジェクト研究員(国際日本文化研究センター)をお迎えし、「〈連動史〉として見たブラジルにおける日本的教育文化の展開」と題した講演会がオンラインで行われました。
歴史的な出来事が、個人の経験にいかに影響するか--「新国家」体制下で外国語教育が弾圧された1930年代後半、ブラジル日系小学校教育は全盛期を迎えました。講義では、日本的教育とブラジル公教育が並行して発展した歴史的背景と意味について、貴重な資料や根川先生の調査研究から紐解いていきました。
最後に、ブラジル日系移民子弟教育史研究の問題と今後の展開についてお話しいただきました。
次回のレクチャーシリーズは11月20日(金)を予定しております。引き続き、オンラインで開催されます。
レクチャーシリーズに関しては随時情報を更新していきますので、オフィスのホームページをご覧ください。
上部の写真は根川先生よりご提供いただいたマテリアルです。許可なく無断で使用することはお控えください。
文責(高松)